「実体験」Ghost of Tsushimaのやりこみ要素!アクションゲームを始めるならGhost of Tsushima!

2020年10月27日

Pocket

こんにちは、TDです!


皆さんは話題の新作ゲーム「Ghost of Tsushima」はもうプレイしましたか?


私は少し前に手に入れて、さっそくメインストーリーとサブクエストをクリアしました。


すでにネットで盛り上がっていますが、美しいグラフィック、気持ちのいい操作性、やり
ごたえのあるボリュームと、おススメできる要素がたくさんあるゲームです。

個人的には、「やりやすい和風アサシンクリード」という感じがしました。


今回は、実際にGhost of Tsushimaをプレイしてみたうえでのレビューを紹介します!

アクションゲーム初心者は「易しい」がおススメ!


個人的に「メタルギアソリッド」シリーズと「アサシンクリード」シリーズが大好きで、特にメタルギアソリッドは最終作まですべてプレイしました。

両方とも、ステルスゲームの緊張感とストーリーが好きでプレイしていたのですが、アクション操作そのものは苦手です。

Ghost of Tsushimaも、まずはストーリーを楽しみたかったので最初は難易度「易しい」でプレイしました。

「易しい」といっても、プレイヤーキャラの体力ゲージがやたらと大きいとか、最初からチート級の武器を所持しているとか、そういったあからさまなハンデはありません。

そういう設定があると、私はちょっとプライドが傷ついてしまうのですが、このゲームについてはそういった心配はありません。

実はプレイヤーキャラと敵キャラの攻撃力と防御力のバランスが調整されているのですが、難易度「普通」以上をプレイしないと気付かないくらいです。

ただ、この差は大きく、私は2週目で難易度「普通」を選択してけっこう苦戦しました。

そのため、アクションゲームに自信がない方は素直に「易しい」でプレイするといいでしょう。

攻撃の仕方に慣れてくると、敵を倒すのが快感になってきます!

敵が徹底的に「悪者」!

ストーリーがしっかりしたゲームだと、敵キャラにもそれ相応の背景があり、切ない悲しみや怒りを背負ってプレイヤーキャラに立ち向かってくることがありますよね。

こういった設定はストーリーの重厚感を生みますが、一方で敵を倒すことへの爽快感が失われてしまいます。

Ghost of Tsushimaでは、そのような心配はいりません!

鎌倉時代、チンギス・ハーンの総指揮のもとで行われた蒙古(モンゴル)軍の対馬侵攻が舞台になっており、つまりこの蒙古兵が主な敵となるのですが、村々を蹂躙し、食料を奪ったりと、悪逆非道の限りを尽くします。

しかも、武士として名乗りを上げている最中に酒をかけて火をつけるなど、武士道のかけらもありません。

そのためというのも変かもしれませんが、心おきなく敵を倒せます。

ちょうどいいアクションの難易度と多彩な武器!

このゲームでは、太刀と弓を主要な武器として扱うことになります。

接近戦では太刀を使用しますが、敵の武装に合わせて「型」を切り替えることで、有利に戦うことができます 。

また、敵の攻撃を受け流してカウンターを決めることで大きなダメージを与えることもできます。

さらに、いくつかのサブクエストをクリアすることで、特殊な必殺技を会得することが可能です。

これらの組み合わせで敵と戦うことになりますが、最初はタイミングを合わせたり武器や型を切り替えるのが難しいかもしれませんが、やっていくうちにすぐに慣れるでしょう。

特に型の切り替えと受け流しのタイミングを覚えると、敵との戦闘が爽快になります。

弓はデフォルトで「半弓」と呼ばれる射程の短い弓を持っていて、あるサブクエストをクリアすれば「長弓」が手に入りますが、ここはぜひ早い段階で長弓を入手しておきましょう。

蒙古兵の拠点を攻め落とす際、長弓があればかなり遠距離から敵兵を倒すことが可能になります。

また、威力も高いため、ある程度の敵なら一撃で倒すことができます。

私は「メタルギアソリッド」でスナイパーライフルを使うのが好きだったのですが、長弓はそれに近い楽しみがあるといえるでしょう。
さらに、「暗具」と呼ばれる隠し武器や投げ道具があります。

いくつもの種類があるのですが、私のおススメは「くない」と「煙玉」、「とりもち玉」です。

小さな投げナイフである「くない」は、防御力の高い敵兵を倒すときや、こちらの体力に不安があるときに便利です。敵が見張りに使うタカを始末するのにも使えます。

多くの敵兵に囲まれた際は「煙玉」を足元に投げることで、敵の視界を奪い、一撃で暗殺することが可能です。このとき、「連殺」という技を覚えていれば、数名の敵を一気に倒すことができます。

さらに、「てつはう」という手投げ爆弾があるのですが、これにとりもちを組み合わせた「とりもち玉」もおススメです。

投げることで敵にくっつけることができ、くっつけられた敵はもちろん、その周囲の敵にもダメージを与え、倒しやすくなります。

てつはうの場合、敵が走っているとうまくダメージを与えられないのですが、その点とりもち玉は戦闘中でも使えて便利です。

こういった武器の切り替え操作は、メタルギアソリッドやアサシンクリードに通じるものがあると思います。

プレイヤーが自在に選べるプレイスタイル

太刀と弓を中心に多彩な武器を選べることは前述のとおりですが、戦闘スタイルも選ぶことができます。

敵の集団や拠点の前に出ると、自動的に「一騎打ち」というコマンドが出ます。

ここで一騎打ちを選ぶと、ランダムに選ばれた敵の一人と居合い抜き勝負になります。

この勝負に勝っても負けても、その後は周囲にいる敵と混戦状態です。

つまり、正面突破スタイルで武士らしく戦うことができます。

なるべく敵の正面を避け、一人ずつ倒すことも可能です。

特に、ある程度のスキルを覚えると、屋根の上から敵の上に飛び降りつつ倒し、続けざまに周囲の敵を一撃で倒すことができます。

この雰囲気はまさに「和風アサシンクリード」といえるでしょう。

また、敵の背後から近づいて攻撃すれば、一撃で倒すことができます。

物陰や草むらに隠れて敵に接近し、音もなく敵を制圧する感じは「メタルギアソリッド」に近いのかもしれません。

離れたところから弓で敵を狙撃し、拠点内に潜入して一人ずつ倒していけば、正面からの戦闘をまったく行わずに拠点を奪還することもできると思います(残念ながら、私は成功したことがありませんが)。

このように、正々堂々と正面から戦いを挑むのもよし、密かに接近し敵を倒していくのもよし、プレイヤーの好きなスタイルで遊ぶことができます。

とにかく敵と戦いたい人は 前者の、ステルスゲームのような緊張感を味わいたい人は後者のスタイルをおススメします。

いずれにしても、ほとんどのクエストは敵を全滅させなければいけないので、あまり難しく考えずに敵を倒していれば物語は進みます。

操作しやすいゲームデザイン


このゲームの舞台は日本の対馬ですが、制作したのはアメリカのゲーム会社です。

つまりいわゆる洋ゲーなのですが、日本人でも違和感なくプレイできるデザインになっています。

クエストを受注すると、画面の左上に「〇〇を倒せ」などそのときにこなさなければいけ
ない指示が表示されます。

このため、プレイ中に「今何をするんだっけ?」と迷うことはありません。

マップ上で目的地を設定すれば風がその方向に吹いて道案内をしてくれるので、広いオープンワールドで迷子になることもありません。

さらに、体力ゲージや選択中の「型」は戦闘中にのみ表示されるので、単純にフィールドを散策したいときに目障りになることはなく、戦闘中に不便を感じることもありません。

特にゲーム慣れしていない方でも、十分楽しめるデザインといえるでしょう。

唯一、ちょっと不満に思ったのはミニマップがないことです。

村や寺など大きな拠点に行くと、甲冑師や弓師などがおり、プレイヤーキャラの武器装備を強化してくれるのですが、村や寺のどこに彼らがいるのか微妙にわからないことがありました。

ゲームの楽しさを左右するほどの不満ではないのですが、大きな拠点に入ったときだけでも、ミニマップが表示されるとわかりやすかったかと思います。

もっとも、私が方向音痴なのが原因かもしれませんが・・・。

まとめ

最後に、ネタバレになるのでこのレビューではほとんど触れませんでしたが、ストーリーも優れたゲームです。

侵攻した敵を撃退するというわかりやすい構図なので不必要に入り組んだストーリーにはなっていません。

個性豊かな主要キャラが何人もいるので、単調なつまらないストーリーでもなく、まさに「ちょうどいい」ボリュームといえるでしょう。

シリーズ物には手を出しにくいけれど、ある程度ストーリーがきちんとしたゲームがしたい方にも強くおススメできるゲームです。