独断と偏見で選ぶ!ドライブで聞きたい曲はこれだ!(インスト編)

こんにちは、TDです!
「独断と偏見で選ぶ!ドライブで聞きたい曲はこれだ!(ヴォーカル編)」という別記事
で、タイトル通り私が独断と偏見で選んだドライブミュージックをご紹介しました。かな
り好みの別れるセレクトだったと思いますが、聴いてみていただけましたか?
ただ、「ドライブ中にヴォーカルの入った曲を聴くのは好きじゃない」という方もいるでしょう。
また、「ローテーションの中にインストも混ぜたい」という方もいると思います。
そんな方のために、今回は私の趣味と独断で選ぶドライブミュージックのインスト編をお届けしたいと思います!
だまされたと思って、聴いてみてくださいね!
目次
疾走感のあるJAZZテイストがたまらない!菅野よう子「Tank!」
まずご紹介するのは、菅野よう子氏作曲のJAZZ「Tank!」です。
この曲は1998年放送のアニメ「カウボーイ・ビバップ」の主題曲に起用された曲で、その後もテレビ番組で使用される機会が多く、曲の一部を聴いたことがある方も多いと思います。
この曲を演奏した「THE SEATBELTS」は作曲者の菅野よう子氏のレコーディングによく参加する国内外のアーティストにより編成されたバンドで、カウボーイ・ビバップのサウンドトラックをはじめ数回のライブ活動などを行った幻のバンドです。
コロナ禍の中、メンバーがオンラインセッションを行い、演奏した動画がインターネットに配信されたこと
で話題となりました。
疾走感のある曲調に重厚な音が重なり、とても豪華な曲といえます。特にサックスのソロパートがとてもかっこよく、聴いていると気分が高揚します。
サウンドトラックのCDももちろんいいのですが、可能ならyoutubeで配信されているオンラインセッションの音もぜひ、聴いてみてください。
あの超有名アニメ作品から選曲!大野雄二「ルパン三世のテーマ’80」
もはや「国民的アニメ」とまでいわれているルパン三世ですが、そのテーマ曲にはたくさんのバージョンが存在します。
テレビ版のパート数分のバージョンがあるだけでなく、劇場版ごとにもことなるバージョンが存在し、聴き比べるとまるで別の曲のようです。
その中でも、今回ご紹介するのは「’80」とされているバージョンです。
テレビ版でも使用されているのですが、「カリオストロの城」バージョンだといえばピンとくる方も多いのではないでしょうか。
この曲は数あるルパン三世のテーマの中でも特に異彩を放っていて、イントロがまるで違う曲のように始まるのが特徴的です。
また、メインとなるメロディをヴィブラフォンが奏でているのも非常に特徴的です。ビッグバンドによる豪華なJAZZとして完成されており、歴代ルパン三世のテーマの中でも特に人気の高い曲となっています。
「カリオストロの城」ではカーチェイスのシーンで使用されており、聴いていると思わずスピードを上げたくなってしまうので、運転中はちょっと気を付けましょうね。
ちなみに、「ルパン三世」では、普通はテーマ曲がオープニングに使用されるのですが 、「カリオストロの城」に限ってはオープニングは「炎のたからもの」という別の曲で、「ルパン三世のテーマ’80」は挿入曲として使われています。
これも、「カリオストロの城」が歴代ルパン三世の中でも珍しい作品となっている要素のひとつといえるでしょう。
オープニング曲の「炎のたからもの」も、疾走感こそないもののしっとりとしたとてもいい曲なので、感傷に浸りたい時などにぜひ聴いてみてください。
大ヒット映画のテーマ曲!クラウス・バデルト「彼こそが海賊」
こちらも超有名曲でしょう。大ヒット映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」のテーマ曲です。
映画の雰囲気にぴったりマッチした曲で、各地の楽団や学校の吹奏楽部などで演奏されています。
海賊がテーマの映画に使用された曲なので、当然ながら「海」や「船」がキーワードになりそうな気がするのですが、実際に私たちが身近に連想する「海」は海水浴や釣りで、「船」はフェリーとか遊覧船、あるいは二人乗りのボートなどですよね。
そうなると、ちょっとこの曲のイメージからは離れると思います。
「海」や「船」を舞台にした「冒険の旅」こそが、この曲のテーマにふさわしいキーワードではないでしょうか。
そうなると、意外としっくりくるのがドライブシーンなのです。
もちろん、気ままなのんびりドライブやしっとりした雰囲気のドライブではミスマッチですが、ためしにテーマパークやレジャーに遊びに行く際に車内で聴いてみてください。
曲の雰囲気と、これから遊びに行くワクワク感が重なり、びっくりするほど合うはずです。
キャンプなどアウトドアシーンでもいいですね。
あの超有名アニメ作品の隠れた名曲!大野雄二「サンバ・テンペラード」
先に紹介した国民的アニメ「ルパン三世」より、隠れた名曲ともいうべき挿入曲をセレクトしました。
それが、「サンバ・テンペラード」です。
こちらも、テレビシリーズで使われているほかに映画「ルパン三世 カリオストロの城」で使用されています。
ルパンと銭形警部が協力してオートジャイロを奪って脱走しようとするときの乱闘シーンで使用された曲です。
ここまで解説したからには暴露しますが、つまりは私、「カリオストロの城」がお気に入りなのです。
ただ、サンバ・テンペラードは曲名こそ知られていないものの、聴けば誰もが聞き覚えのある有名曲です。
アップテンポで疾走感のあるJAZZテイストですが、メインメロディをフルートが担い、トロンボーンのソロパートが入る珍しい編成となっています。
ビッグバンドなので音には重厚感があるのですが、メロディのためか全体的に軽やかな雰囲気があります。
実は、サンバ・テンペラードにもいくつかバリエーションが存在するのですが、この曲に関してはオリジナルが一番、ドライブシーンに似合うと思います。
また、ライブ演奏バージョンも非常にかっこよくおススメです。
ジブリ作品といえばコレ!久石譲「海の見える街」
日本のアニメ映画の金字塔とも呼べるジブリ作品より、「魔女の宅急便」のテーマ曲「海の見える街」をセレクトしました。
こちらも聴けば誰もが知っている有名曲で、いろいろな場面で使われ、アレンジバージョンもたくさんあります。
個人的にとても好みのアレンジバージョンもあるのですが、まずはオリジナルを聴いていただきたいと思います。
映画では、キキが魔女として独り立ちを決意し、ハプニングを経て貨物車に乗り込んだ翌日、初めて見た海に感動しつつ大きな街にたどり着くシーンで、この曲が流れています。
まさに、「海の見える街」で使用された曲なのです。
この曲を聴くと、旅立ちのワクワク感や、初めて来た街の喧騒が連想され、聴いているこちらもワクワクした気持ちにさせてくれます。
田舎の道をゆったりとドライブするときにもいいのですが、街中、それも高速道路ではなく普通の下道を走っているときに聴くと、車窓から見える景色が新鮮に見えますよ。
いかがでしょうか。
なかなか、お気に入りのインスト曲を探すのは難しいというか、どこから探せばいいのか迷うことも多いと思います。
今回ご紹介したラインナップをみればお分かりいただけると思いますが、映画やアニメなど、何らかの映像作品で使用された曲であれば、イメージもしやすく探しやすいのではないでしょうか。
ほとんどの作品はオリジナルサウンドトラックがリリースされており、そのから狙っていた一曲を見つけ出すのも、また楽しいものです。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません