次の確定申告までに準備すること!青色申告の方はぜひ見ていただきたいです!

こんにちは、TDです。
やっと令和2年度の確定申告が終了しましたね!
大変だった人もいるし、余裕持ってやってた人は2月の段階ですでに済んでる方も多かったかと思います。
今回は新型コロナウイルスの影響もあって4月15日まで期限が伸びましたが
実際の確定申告の時期は3月15日ということを忘れないでください。
そのためにも来年の確定申告までに準備しとかなきゃいけない何点かお伝えできたらと考えております。
特に青色申告者は会計ソフトも必須になってくるかと思います。
また、来年は青色申告をするという方も同時に見て頂けたらと思います。
通帳の記帳
・インターネットの方はすぐに確認できるので問題ないですが、銀行によっては過去閲覧2年前までしか見れないというところもありますので、PDFなどで保存をお勧めします。
青色申告の場合は仕事でより使用している通帳を会計上に計上する必要があります。
ですので、よく仕事用と個人用を分けていた方が良いと言われる1つの理由です。
通帳の方はキャッシュカードを主に使用するかと思うので、記帳ができていない方が多々いる方と思います。
その際に記帳をすればいいのですが、取引数が多ければ「一括」という感じでまとめて記帳されることが多いです。
「一括」の詳細を発行することもできますが、その「一括」1件に対し500円取られ、時間も取られてしまうので、定期的に記帳することをお勧めします。
また、時間があればルーズリーフなどに日付ごとに丁寧に貼ったりすれば、再チェックなどもしやすくなるのでおすすめです!
領収書・請求書の管理
こちらは当然ですが、まとめてないと後々かなり苦労します。
原則として領収書で購入したものは本当に仕事用で購入したのか、確認できるように領収書の裏や会計ソフトなどに入力する必要があります。
これを疎かにしていると、1年前の領収書を見ても内容は忘れているので、きっちりとメモを取る必要があります。
正直、上記の内容が一番大事です!
もし顧問税理士さんがいたとしても、高額な領収書を見て、本当に仕事用なのかどうか確認したいので、内容を聞いてくることが当然あります。
その為にもしっかりと内容は把握する必要があります。
税務署にてID・PASSの取得
こちらは令和2年度の確定申告に改正がありまして。
「電子申告若しくは電子帳簿保存」をしなければ、青色申告は通常65万控除のところ55万控除しか受けれなくなります。
実際、何もしなくても10万円分経費がなくなるということなので、非常にもったいないです。
また電子申告の方がメリットばかりです。
・郵送と違い当日中に申告ができる
・青色申告控除65万の控除が適用できる。
・全てデータで管理でき、印刷等不要になる。等
最初に税務署に行くという手間がありますが、一度取得すれば、ずっと使える番号です。
取得方法
・各管轄の税務署にて受け取れます。
会計ソフトの導入
青色申告をしている方は基本的には導入している方が多いかと思いますが、初めて白色申告から青色申告に変わる方は導入を検討することをお勧めします。
理由としては第一に「複式簿記」という管理をする必要があります。
その際に会計ソフトがあると非常に便利です。
手書きでもできなくはないですが、かなり大変です。
現在であればサブスクで会計クラウドを使うことができますので、青色の方は必須ですね。
記帳代行ということで、外注に投げることも良いかと思います。
もちろん信頼性などもありますが、会計ソフトを独自で持っている方であれば、領収書も自分で入力することもないので、手間は省けます。
税理士事務所の主な仕事としても記帳代行の仕事は多いので、ぜひ検討してみてください。
消費税の課税事業者は消費税区分に注意!
前々年度の売上が1,000万円以上のある方は今年度の申告は消費税を納める必要があります。
その前に消費税の計算方法として「原則課税」「簡易課税」の2周類があることは覚えといてください!
届出なしで放置していれば必然的に「原則課税」という計算方法になり
簡易課税をしたい場合は「簡易課税にする届出」を税務署に提出する必要があります。
結局どちらがいいのか?
ここでは細かくは記載しないですが、経費の中に消費税の含まない(居住用の家賃・給与・印紙・保険料)など、多くあれば「簡易課税」を検討する必要があります。
そちらの方が通常の「原則課税」よりも消費税の納付額が減る可能性があります。
まとめ
今年度の令和2年度も慌ててお願いする方もたくさんいまして、4月15日までだったので、間に合いましたが、原則3月15日まであれば確実に間に合いませんでした。
なんとなく2月後半になってSNS上で募集したり、やってほしいという問い合わせが多かったですが、少し遅い感じがしました。
せめて受付が始める前(2月中旬)でやり始めないとバタバタになるかと思います。
また利益が出る人は資金繰りの話などもあるかと思いますので、なるべく早く行うことをお勧めします。
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